紳士淑女の皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
愛車をもっと好きになるということで第一弾は、ご自宅で簡単に尚且つ安価にできる洗車方法をご紹介します。継続的に洗車が出来るかどうかでクルマへの愛着は大きく変わると思います。「買う」ことはお金さえあれば誰でも出来ますが、綺麗に維持することはお金だけでは出来ません。
ピカピカに磨いて出かけると気持ちいですよ!
洗車の選択肢
洗車する方法は、他人・機械にやってもらうのと自分で行う2つの方法があります。
他人・機械に洗車してもらう

①ガソリンスタンドなどで手洗い洗車を依頼する
メリット | デメリット |
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・ピカピカに仕上げてもらえる ・コーティングも行うことができる | ・お金がかかる(1500〜3000円くらい) |
②ガソリンスタンドなどで機械洗車をする
メリット | デメリット |
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・安価にで洗車ができる(300〜1500円程度) ・短時間で洗車ができる(5-10分程度) | ・傷がつく可能性がある |
自分で洗車する(自宅・セルフ洗車場)

メリット | デメリット |
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・安価に洗車ができる ・クルマに愛着が湧く | ・時間がかかる(1時間程度) ・手間がかかる・疲れる |
この記事では、②で実施する方法をご紹介します。自宅に洗車スペースが無いという方は、セルフ洗車場もありますので、お試しください。慣れるにはある程度回数をこなす必要がありますが、クルマに愛着が湧くこと間違いなしです!
準備するものと予算

比較的アイテムを少なく抑えながらも綺麗にご自身でも仕上げられるものを揃えてみました。ネット、ホームセンター・自動車用品店で一式揃うので、揃えてしまいましょう。
価格は、全て安価に揃えれば4000円程度、高価なもので揃えても1万3000円程度です。大体初期費用にすると5,000円程度あれば揃えられる感覚です。比較的良いものを揃えても1万円と少しで揃えられます。
カーシャンプー
コンパウンドを含んでいないため、ガラスコーティング車にも使用できるカーシャンプーです。
ホース
マイクロファイバークロス
スポンジ
スポンジは消耗品なので、何個か容易しておいた方が良いです。ボディ用とタイヤ用は分けて使いましょう。タイヤを掃除したスポンジでボディを洗うとキズがつきます。
バケツ
5リットルくらいがおすすめです。洗車グッズを保管することも考えるとこのくらいまたは少し大きいくらいが丁度良いです。
タイヤコーティング剤
油性に比べて水性はあまり持ちが良く無いのですが、それでも強く水性ワックスを使用することを推奨します。
油性のコーティング剤を使用するとタイヤを長持ちさせる保護剤のようなものが溶け出て来てしまうらしく、タイヤの劣化を早めてしまう原因になるそう。
洗車のタイミング

晴れの日中にやるイメージが強いかもしれませんが、おすすめは曇りの日の日出前または日没後です。一方、不向きなのは晴れの日中です。
洗車時には水とカーシャンプーを用いて汚れを落としていくのですが、晴れているとボディの温度が上がり、少し放っておくだけで水垢やシャンプーが蒸発し、固着してしまいます。跡になってしまうと面倒面倒です。
冬は曇りの日でであればどの時間帯でも良いでしょう。
夏は出来れば日出前が良いですね。夕方だと日中に吸収した日光によって、ボディの温度が高いかもしれません。
いざ洗車。

さあ、グッズも揃って天気も問題なければ、早速やっていきましょう。
①ホースを準備しよう
ホースのヘッドをホースの口に装着したら水道の蛇口にホースを繋ぎ、水が出るようにしておきましょう。
クルマの周りを動きやすいようにホースの長さは予め長めに出しておくことをお勧めします。
②タイヤの汚れを水で落とす
ホースのジェットを使ってタイヤ・ホイールの汚れを落としましょう。
ボディを洗ってからタイヤを掃除するとタイヤの汚れがボディに撥ねてしまうため、必ずタイヤが先です。
③タイヤを洗うためのカーシャンプーの泡を作る
バケツにカーシャンプーを入れ、ホースのジェットノズルで泡を作ります。
シャワー・霧のノズルに切り替えられる場合は、ある程度泡が出来たら最後はシャワーまたは霧のノズルで泡立てるとキメの細かい泡が出来ます。
④タイヤをスポンジで洗う
スポンジに泡を取りタイヤのツラ・ホイールを洗います。スポンジと泡で汚れを落とし、すぐに水で洗い流します。タイヤが洗い終わった時点でバケツに残った泡は捨てましょう。
⑤ボディの汚れを落とす
天井から下に向かうように汚れを洗い流します。たっぷり水を使って洗い流してください。
⑥ボディを洗うためのカーシャンプーの泡を作る
タイヤを洗う時に泡を作ったのと同じ要領で泡を作ります。タイヤを洗った時より多めに作ってください。
⑦スポンジでボディを洗う
ボディ用のスポンジで上部から順番に洗っていきます。2点コツがあるので、意識してやってみてください。※タイヤ用で使用したスポンジは絶対ボディの洗浄に使いまわさないこと。
- ゴシゴシスポンジで擦るのではなく、「泡で擦る」ような感覚で洗うこと。
- グルグル円は描かないこと。一方向にスポンジを滑らせるように洗うこと。
終わったら綺麗に泡が残らないようにあら流しましょう。
⑧ ボディを拭く
拭きあげ用のマイクロファイバークロスで車についた水滴を拭いていきます。
バケツにクロスを濯ぐための水を張り、一度濯いでから使用しましょう。折り畳んで使うとクロスが吸水しやすくなり、使いやすくなります。両面使ったら一度バケツで濯ぎましょう。
ボディを洗う時と同じように力を入れず、拭き上げ時もクロスを滑らせるように水気を取っていきましょう。トランクの開口部には水が溜まりやすいので、トランクは何回か開閉させて水を切ると後で水が垂れてくることも防げます。
⑨タイヤコーティング(艶出し)剤を塗布する
タイヤにコーティング剤を塗ります。「いくら綺麗に磨いてもなぜかお店のクルマのように綺麗に見えない」という方、是非、この手順を試してください。
タイヤがピカピカに見えるだけで、クルマ全体の雰囲気がガラッと変わります。靴とスーツの関係によく似てます。
⑩公道を走る(できれば)
公道を走らせ、風乾燥させましょう。40〜60km/hくらいで15分くらい走らせるのが理想です。
面倒な工程ですが、ミラーの部分やトランク・ボンネットの開口部などには水が溜まっていることがあるので、後々水が垂れてくることを防げます。
⑪洗車完了!
青空駐車の場合は、カバーをかけておくと雨が降っても安心です。
洗車が出来たら、次はドライブに出かけましょう!
またやろう。(まとめ)

- 安く揃えるなら4000円、高くても1万3000円くらいで洗車グッズが揃う
- タイヤとボディでカーシャンプーは交換し、スポンジは分けること
- タイヤの艶出し剤は、タイヤを長く良い状態で使うためにも水性がおすすめ
- 最後に15分くらい走らせると水が垂れてこなくなる
また気が向いたら洗車してみてください!過度にやりすぎるとボディを傷める原因になりますので、月に1〜4回程度がおすすめです。いつか洗車の極意ガチ編もご紹介する予定です。
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では、また次回の記事でお会いしましょう。