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【2023ジャガー最新動向】なぜJLRに社名を変更したのか?目的は?新車情報も解説します!

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紳士淑女の皆様、ご機嫌いかがでしょうか。2023年4月19日にジャガー・ランドローバー社が社名をJLRに変更するというニュースがありました。英国本社発表の公式ホームページの記事を元に今後の動向を考察してみましたので、今後のジャガーの動向が気になる方、最新のジャガーについて知りたいという方は是非読んでいただければと思います。

本社発表の記事ではランドローバーのことについても言及されていますが、この記事ではジャガーのみに焦点を当て、ランドローバーは次回の記事で取り扱いたいと思います。

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ジャガー・ランドローバーからの発表まとめ

2023年4月19日にジャガー・ランドローバーから”JLR TO INVEST £15 BILLION OVER NEXT FIVE YEARS AS ITS MODERN LUXURY ELECTRIC-FIRST FUTURE ACCELERATES”のタイトルで発表がありました。

4つのキーワード

記事を解釈しやすくするためにキーワードを4つに絞って、わたし的視点・推測も交えて解説していきます。

  1. JLR
  2. Reimagine
  3. House of Brands
  4. 4-door GT

“JLR” 社名の変更

ジャガーランドローバー(Jaguar Land Rover)からJLRへ社名が変更されました。この発表を聞いた当初は、「なんだ、ジャーガーの”J”とLand Roverの”LR”を取っただけか」と思ったのですが、後述のブランディング戦略を見据えてジャガーとランドローバーを併記することを避けたと私は理解しました。

具体的に言うと、社名に「ジャガー」と「ランドローバー」が併記されていると「これからそれぞれ一ブランドとなるディフェンダー、レンジローバー、ディスカバリーはやはり車種なの?」となってしまう。一方で、ディフェンダー、レンジローバー、ディスカバリーを社名に入れたらとても口説くなる。

このようなジレンマを避けるために、このタイミングで社名を「ジェイ・エル・アール」にしたのではと推測しました。勿論クルマ好きやジャガーまたはランドローバーのファンの方は直ぐにピンと来るかもしれませんが、その他の人からすれば「JLR」では一見何を指しているのか分かりづらいですよね。

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“Reimagine” 高級EVブランドへの転換

ジャガーランドローバー(JLR)の今後の施策転換についても発表がありました。”Reimagine”戦略に基づき2030年までにジャガーを高級EVメインの自動車メーカーへブランドを転換するとのこと。ただし、各国の市場のニーズや事情も考慮し今後もガソリン車(内燃機関を積んだクルマ)、ハイブリッド車、バッテリーEV車も製造・販売を維持するようです。

このブランド戦略では、5年で計150億ポンド(日本円で約2兆5千億円)を投じて、人材の育成から設備の改修を行うとのこと。現在のヘイルウッド(Halewood)工場はEV専用工場に、ウルヴァーハンプトン(Wolverhampton)のエンジン製造工場はEV製造推進のための施設へそれぞれ変更されるとのことです。

当初は「ガソリン車の製造は完全に廃止か?」と見られていましたが、完全廃止ではないようです。

And while EMA will now be electric only, as the trend to electrification in certain markets increases, JLR will retain the flexible modular longitudinal architecture (MLA) on which Range Rover and Range Rover Sport are built offering internal combustion engine (ICE), HYBRID and battery electric vehicle (BEV) options. This gives JLR uncompromised flexibility to adapt its vehicle line up to meet the needs of different markets around the world, that are moving at different speeds towards carbon net zero targets. 

https://www.jaguarlandrover.com/news/2023/04/jlr-invest-ps15-billion-over-next-five-years-its-modern-luxury-electric-first-future
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“House of Brands” ブランドの再構築

”House of Brands”のアプローチを用いてブランドの再構築をするとのこと。”House of Brands”を初めて聞いたという方は以下の株式会社SiNCEさんのページを引用させていただきましたので、参考にしてください。

House of Brands(ハウス・オブ・ブランド)

コーポレートブランドとは独立したブランド群で構成されるポートフォリオのこと。直接的には関係がない複数のブランドによって経営が成り立つ。

P&Gのパンテーンやヴィダルサスーン、ハーバルエッセンスなどがこの例にあたる。

複数ブランド間での相乗効果は期待しにくいが、同じ市場であっても個別に異なるセグメントやターゲットを打ち出すことができる。さらに、1つのブランドで失敗しても他のブランドが影響を受けにくいメリットもある。

https://since2020.jp/knowledgebase/words/989/

JLRによるとブランドは、以下の4つになるとのこと。

  1. レンジ・ローバー(Range Rover)
  2. ディフェンダー(Defender)
  3. ディスカバリー(Discovery)
  4. ジャガー(Jaguar)

これまで通りの感覚だと違和感ありますよね。①ランドローバーはブランドが細分化、ジャガーは従来通り1ブランドとしてそのまま存続という見方も出来ますし、②ランドローバーはしっかり現行の車種が残るのに、ジャガーは全部ジャガーで一まとめなんて見方も出来てしまうような。

因みに、私がこの記事を初めて読んだ時は②の方で解釈してしまい「ジャガー全車種ジャガーでひとまとめか…嗚呼やはりSUVの時代…」と思ったのですが、①の解釈が正しければそんなこともないかもしれません。今後の発表を注視しましょう。

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“4-door GT” 2023年中に新車種が発表予定

ソリハル工場で製作予定の新型EVジャガーは、ジャガーの電気自動車専用アーキテクチャのJaguar Electrified Architecture(JEA)が適用された4枚ドアのGTになると発表がありました。

走行性能は、これまで発売された全てのジャガーを凌ぐ性能、尚且つ航続距離は最大700kmになる見込みとのことです。価格は、約£100,000(£165=¥1,650万)から

このGTカーの一般向け発売開始時期は2025年になるとのことですが、詳細は今年中に発表され、2024年にはテストマーケットでの販売を行うとか。これまでセダンとクーペをメインで作ってきたジャガーらしい選択ですよね。今後の発表に目が離せません。

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4ドアGTの新型車種が気になって仕方ない件

新型の車種が出るというニュースを聞くとそわそわせずには居れませんよね。記事を色々探してみたところ非公式ではあるものの、上記の4ドアGTのイメージが掲載されていたサイトがあったのでリンクを貼らせていただきます。よろしければご参照ください。

Jaguar Confirms 4-Door EV GT With 430 Mile Range And 5K Starting Price For 2025
The electric sports sedan will be followed by two more new EVs based on the same platform

今後のジャガーまとめ

  • 社名が「ジャガー・ランドローバー」から「JLR(ジェイエルアール)」に変更された
  • ジャガーはEVが主力の高級車ブランドへブランドを転換する
  • ランドローバーブランドはディフェンダー、レンジローバー、ディスカバリーが車種からブランドに昇格し、ジャガーブランドはそのまま維持される(はず)
  • 2025年から一般発売予定の4ドアGTの詳細が2023年中に発表される予定

いかがでしたでしょうか。ジャガーの将来的なビジョンも徐々に見てきましたので、続報が楽しみです。2008年のXFの販売開始を皮切りに、ジャガーが丸目を捨ててモデルチェンジを行った際は賛否両論ありましたが、現在では新型モデル・旧型モデル共に高い評価を得ています。今回のEV化はブランドにとっては大きなチャレンジであり賛否両論あるとは思いますが、大好きなジャガーが今後も美しく・速いクルマとして存続してくれることを心から祈るばかりです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事がためになった・面白いと感じてくれた方はブログ村のボタンをポチッと押していただけると嬉しいです!ではまた次回の記事で。

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