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【ジャガーXF(X250)】 ウォーターポンプ故障であわや大惨事!実際の音と修理費用も大公開!

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紳士淑女の皆様、ご機嫌いかがでしょうか(←今後はこれで行きます)。以前、愛車のXFのウォーターポンプのプーリーが故障して入院・手術したので、前兆や修理費用などを共有します。

今回は、クルマ乗り全員に向けた記事ですが、204PTエンジンを積んでいるジャガーXF(X250)とランドローバーの初代レンジローバーイヴォークを愛用されている方は特に参考にしていただけるのではないかと思います。最近クルマに乗り始めたばかりで、「ウォーターポンプとは何ぞや?」と言う紳士淑女の皆様も是非、読んで頂きたいです。

前回のエアコンコンプレッサー故障の記事はこちら

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ウォーターポンプとは?

エンジンが動いている間、車のエンジンは、燃焼と摩擦で常に高温状態に晒されています。そのまま放置しておくと、パーツが熱くなります。エンジンパーツは金属で出来ているため、熱くなると膨張します。膨張するとパーツとパーツの摩擦が激しくなり、正しく動作しなくなり、結果として故障してしまいます。これがよく耳にするオーバーヒートってやつです。そうなることを防ぐために、エンジンは、稼働中は常時冷やされている必要があります。方法は主に二つです。風で冷やすか、水で冷やすか。

前者の仕組みを持ったエンジンを空冷エンジンと言います。有名なのはポルシェ911(〜1998)のエンジンやバイクのエンジン(一部水冷もあり)などです。後者の方は、水冷エンジンと呼び、冷却水(クーラント液)をエンジンの動力を使ってエンジン全体に行き渡らせて冷却します。この全体に冷却水を行き渡らせるための循環装置がウォーターポンプとなります。現在のクルマのほとんどがこの方法でエンジンを冷却しており、XFも後この水冷エンジンです。

空冷エンジンの仕組み

人間が風邪で高熱を出した時を想像すれば容易ですが、エアコンの下でスッポンポンになって大の字になって体の熱を冷ます貴方は空冷エンジン。大の字になることで身体に当たる面積が増えて、少しでも体温が下げられます。これがバイクのエンジンについてるフィンですね。

空冷エンジンの仕組み

一方、水冷エンジンは、脇の下やおでこなどにヒエピタとか氷を当ててもらって冷やします。そのままにすると氷水もヒエピタも温まってしまうので、彼女や彼氏君がこれを取り替えてくれます。この彼女・彼氏君の役割がウォーターポンプです。つまり、ウォーターポンプが壊れるということは、40度の高熱が出ている状態で最初だけ氷水を与えられて、放置されるということ。放置されたら◯んじゃいますよね。

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前兆は?どうしたら気づくことが出来る?

故障の前兆に気づく方法がちゃんとありますので、距離数や時期についても書いています。

目と耳で前兆を察知しよう

気づく方法は二つあります。一つはエンジンの温度計。もう一つは音。温度計が常に表示されているクルマであれば、容易に以上に気づくことが出来るでしょう。しかし、残念ながらXFは、エンジンの温度計が常に表示されておらず(イヴォークも多分同じかな?)、日常のドライブで視覚的に気づくことが出来ません。そうなると残すは音です。

ジャガーXFのウォーターポンプ故障時に録音した実際の音

XFのウォーターポンプが故障していた時に鳴った音。キュルキュルヒュルヒュル。この音が鳴っている場合は、早くディーラーか工場へ持って行ってください。結構やばい状態なので、早くしないとエンジンがお釈迦になっちゃいます。

どのくらいのタイミングで故障する?

この故障が発生したのは、走行距離で言うと7万3千キロぐらい。国産車・輸入車含め、色々な報告を見ると10万キロ前後という方が多かったですが、私のは7万キロ強でした。個体差があるので何ともいえませんが、7万キロに差し掛かってきたら、注意しましょう

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修理費用はいくら?高いの?

修理費用は以下の通りです。明細を無くしてしまったので、うろ覚えですがこのくらいの金額でした。

No.内訳個数単価価格
1ウォーターポンプ(プーリー)1個45,00045,000
2冷却水(クーラント液)補充不明1,000
3工賃14,500
合計60,500

Goo netの記事で「費用は総額で1万数千円~2万円程度…車種によっては7万円程度かかる場合もあります。」と書かれていますが、こちらのクルマは後者の方です。

以前投稿したジャガーのブランド紹介の記事でも書いてますが、ジャガーの修理費用を速攻で見積もる方法として、「世に出回っている国産車の修理費用に3を掛けるとジャガーの金額になる」と紹介していますが、こちらも漏れなく、その法則が当てはまっています。コワイね…

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気づいたらすぐ直そう!

もし気になる音がした場合は、直ぐに診てもらいましょう。ウォーターポンプはエンジンを直接駆動させているパーツではありませんが、エンジンが正常に動作するための極めて重要な役割を担っています。変な音がする場合は、ウォーターポンプ(プーリー)から冷却水が漏れ出している可能性があり、放置しておくとオーバーヒートが起こり、道端で立ち往生なんてこともあり得ます。

私のXFも診てもらった時には、多少冷却水が漏れ出ていることが判明。放置していたら大変なことになっているところでした。紳士淑女の皆様も、変な音がした際は、いつものディーラー・工場に持って行き、診てもらいましょう。

お近くにディーラーが無い、信頼出来そうな工場が無いという場合は輸入車整備・車検・修理【buv.LABO】など輸入車を専門で整備している整備工場へ依頼しましょう。連絡先など簡単なフォーマットを入力して画像を送ると修理の無料相談をしてもらえます。

まとめ

  • キュルキュル、ヒュルヒュルという音には要注意(↑実際の音載せているので聴いてください)
  • 放置するとエンジンがオーバーヒートすることもある
  • 修理には6万円かかるが、オーバーヒートの修理費用と比べれば大したことないからちゃんと修理しよう

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。本記事が少しでも素敵なマイカーライフに役立つ情報になりましたら、大変嬉しい限りです。もし宜しければブログ村のボタンのポチとコメントやツイッターにてフォロー・いいねをいただけると嬉しいです!それではまた、次回の記事で。

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