紳士淑女の皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
今回は、現在所有中の愛車ジャガーXF(Jaguar XF)の紹介です。所有した過程で感じた魅力と懸念点をご理解いただける内容にするよう心がけましたので、ご興味がある方やXFの購入を検討している方は、是非読んでみてください。
別の記事で以前の愛車のJaguar X-typeについてもレビューしていますので、ご興味のある方はこちらも是非ご覧ください。
スペック
私のJaguar XFは2013年製の「ラグジュアリー」というモデルです。
ラグジュアリーは、Jaguar XF(X250)の中では、エントリーモデルに位置付けられ、上位モデルには、「プレミアムラグジュアリー」、「ポートフォリオ」、「XFスーパーチャージド(SV8)」、「XFR」が存在します。
日本ではX260からワゴンタイプのスポーツブレイクモデルが発売されていますが、実はX250も海外ではスポーツブレイクが存在しています。日本で見たらレアかも。
グレード名 | ラグジュアリー |
定員 | 5名 |
排気量 | 1998cc |
シフト | 8速AT |
駆動方式 | FR |
サスペンション | 前輪:ダブルウィッシュボーン式 後輪:マルチリンク式 |
搭載エンジン | 204PT(直列4気筒ターボ) |
最高出力 | 177kW (240PS) /5,500rpm |
最大トルク | 340N·m /1,750rpm |
燃費(田舎在住の私の感覚) | 高速:12〜15km/L 街乗:7〜9km/L 渋滞:5〜7km/L |
ジャガーXFのここが魅力!
私がジャガーXFが大好きな理由6選です。同じようなライフスタイル・ライフステージの方には、是非お勧めしたいです。
①エクステリアデザイン
リアガラスの角度がクーペのようにかなり倒れているのですが、ここが私のXFエクステリアの一番のお気に入りポイントです。この角度はジャガーXKと同じ角度らしい。
他にも歴代のモデル要素が取り込まれている点も好評価ポイントです。ボンネットの中央の膨らみはE-typeを、フロントグリルは初代XJをモチーフとしているそう。
【デザイン徒然話】
スズキには、イグニスというクルマがありますが、イグニスもフロンテクーペ、セルボ、スイフト、エスクードなど歴代の名車のデザインを取り入れているらしいです。
Jaguar XFも少し似たデザインアプローチをしてますね。
②インテリアデザイン
独特なインテリア、大好きです。特徴的なのはエンジンをかけると迫り上がるシフトセレクターと開口するエアコンの吹き出し口です。
これは友人が毎回驚いてくれます。YouTubeの解説動画を観ましたが、シフトセレクターが出てくるのは、クルマと人間が握手をするのをイメージしているそう。
それからとても細かいですが、ENGINEボタンの点滅は動物のジャガーの鼓動と同じ間隔らしいです。こういう細かいところに凝っているのが好きです。
③トランクの広さ(可倒式の後部座席も◎)
トランクは約500リットルと見た目以上に広いです。別の記事でも書いてますが、2人分くらいのキャンプ道具なら楽々乗ってしまいます。
また、リアシートも4:6の分割可倒式で長さのある荷物も乗せることが出来ます。家具などを買った時も心配する必要がないのは、いつも助かっています。
④快適な乗り心地
サスとシートの良さが相まって、乗り心地がとても良いです。
サスペンションは、前輪がダブルウィッシュボーン式、後輪がマルチリンク式サスペンションで、路面の凹凸による振動をしっかり吸収しながら走ってくれます。道路の繋ぎ目を超えた時も遠くで「パタン」という音が聞こえる程度で、心地良いです。
更にこのクルマの素晴らしいのは、程よくクッションが効いたオールレザーのシートです。パンパンに中綿が入ったシートではなく柔らかめの非常に座り心地の良いシートで、長距離・長時間乗っていても腰がお尻が疲れません。
【快適な乗り味と引き換えに…】
足回りは、構造上どうしても部品点数が増えるので、メンテナンスには費用がかかりますが、それでもこの重厚かつ軽快な乗り心地は最高に素晴らしいものです。
⑤楽しみ方色々
ゆったり街を流すのもよし、スポーツモードをONにしてパドルシフトで高速を走るのもよし。セダン的な側面とスポーツカー的側面の両方が楽しめます。
因みに、X250の足回りは同時期に発売されていたジャガーのクーペ・ロードスターのJaguar XKとパーツを共有しているそう。
⑥他人と被らない
「他人と同じのは嫌だ!」という方には物凄くおすすめです。2年ほど乗っていますが、X250のXFとすれ違ったのは片手で数える程度。
これはジャガー乗りに結構高い確率で共通する面白い特徴なのですが、すれ違った方の殆どが「どんな奴が乗ってるんだろ?」とジロ〜っとこちらを見てくるんですよね。
私も毎回失礼してついつい興味本位で見てしまいます。
ここがイマイチ…
私個人としては、あまり無いです。強いて上げるとしたら、ナビゲーションシステム、ボタンのベタつき、改造の選択肢があまり無いことでしょうか。天井の垂れは未だ発生していないです。
①インフォテイメント・ナビゲーションシステム
ナビはDVDナビです。しかも、純正ナビの発売が早々停止になってしまっており、ジャガー向けのDVDの発売が2016年くらいで止まってます。
これについては、トヨタのナビロムを使えばアップデート出来るそうなのでいつか交換したら、交換方法についての記事を投稿したいと思います(多分交換しないと思う….)。
最近まで絶賛都市開発中の某Tエクスプレス沿線に住んでいましたが、田んぼの中をよく突っ切っていました。
②パネル・ボタンのベタつき
ボタンのベタつきは輸入車あるあるですよね。X-typeはこの点についてはよく出来ていましたが、このXFは購入前はボタンのベタつきが酷く、修理してから納車しました。費用は2〜3万円ほどだったと記憶しています。
乗り始めてからは2年程経ちますが、ベタつきは発生していません。
③改造やドレスアップの選択肢
改造については、そもそもレーシング仕様にして使うことを前提にして開発されたクルマでは無いので、当たり前なのですが、改造できる箇所はあまりありません。
改造用パーツも少ない印象。ドレスアップパーツはebayを見るといくつか細かなパーツがありましたので調べてみると面白いです。
乗れば乗るほど好きになる
ラグジュアリーさはありますが、壊れにくさとか建て付けで言うと日本車の出来には敵わない部分もあります。
ドイツ御三家の「走り」には負けず劣らずだと思います。「じゃあ何でジャガーなの?」となりますが、これはデザインの部分が大きいと思います。
初めて車屋さんで見たのと、今の毎日駐車場で見える姿は少し感じ方が変わって来たような気がします。飽きが来ないタイムレスな存在です。バーバリーのトレンチコートが着れば着るほど味が出たり、エッティンガーの名刺入れの蝋が落ちて艶が出て味わいが増すのにも通じる所があるような。
「こんな時代に所有なんて時代錯誤な…」と言われそうな気がしますが、所有している年月が経てば経つほど、どんどん好きになる。私にとってはそんなクルマです。
購入を実際に検討している方向けの情報
ジャガーXFを実際に購入しようかなと検討している方に向けて、個体選びと買取をなるべく手間なく尚且つお得にできる情報をまとめてみました。
買取は色々な会社が色々なサービスを展開していますので、それぞれ解説しています。ご自身に最も合いそうな方法を選択して、まずは無料の査定を依頼してみましょう。
自身の希望条件に合ったクルマを見つける
価格・年式など自身の希望条件に近いクルマを探しましょう。検索するという方法が主流ですが、オークションなどで落札する方法もあります。
方法① インターネットで見つける
選択肢が広ければ広いほど自身の条件に合ったクルマを見つけられる可能性は高くなります。私がいつもクルマを探す時に使用しているのはカーセンサーとグーネットのサイトです。これらのサイトは中古車の掲載数が非常に多く、全国の輸入車が掲載されています。見ているだけでも楽しいですよ!
方法② オークションなどで落札する
もし探しても欲しいクルマが市場に存在しない場合は、オークションや専門業車に依頼して欲しいクルマを落札するという方法もあります。ジャガーはドイツ系メーカーと比較すると日本国内での流通量はあまり多くありませんので、求めているクルマがない場合は、この手段も検討すると良いでしょう。
車を高く買い取ってもらうには?
方法① 買取専門業車へ依頼する
買取専門業車に査定してもらう方法です。様々な買取業車がありますが、ここでは4社紹介します。各社無料査定してくれますので、本格的に次の車の買い替えを検討している方は、見積もってもらいましょう。
カーセンサー
この記事でも紹介しているカーセンサーです。クルマを探すサイトというイメージが強い方も多いかも知れませんが、買取ネットワークも充実です。カーセンサーにしか買取出店していない業車やお店もあるので、一括査定でお近くの買取業車をなるべく多く見積もってもらいたいという方にはおすすめです。
カーネクスト
カーネクストは、一括査定ではなくカーネクストがあなたの愛車を査定します。一括査定だと業車から問い合わせが絶えないなんてことがありますが、兎に角面倒なやりとりが嫌いな方におすすめです。
じっくり他社と比較しながら少しでも高く売りたいという方にはおすすめ出来ませんが、多忙で面倒な手続きや作業はしたくないという方におすすめの査定サービスです。
方法② オークションに出品する
業車に査定をしてもらう以外にはオークションへ出品するという方法もあります。実際Yahooオークションでもクルマが出品されていたりしますよね。それ以外にもいつもお世話になっている工場でオークションに出してもらうことができる場合もあります(ディーラーであれば認定中古車として買い取ってもらえることもあります)ので、担当者の方に相談してみましょう。
ネットでもオークション形式の買取を実施している業車さんもあり、ユーカーパックはその一つです。オークション形式で最大8000社が入札する新しいクルマの査定方法です。買取業車の競合が多い分、競争力が働き、買取価格も高価になる可能性が高まります。
まとめ
ジャガーXFの魅力と特徴をご理解いただけましたでしょうか?もし参考になった・面白かったという方は、日本ブログ村のボタンをポチッと押していただけると嬉しいです。
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もし実際にクルマ選びをしているまたはこれからクルマを店頭へ見に行く方向けに書いた記事もあるので、該当する方はこちらも是非読んでみてください。
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